ケモフリ🐾私のブックレビュー

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古き友は金(こがね)ぞ

昨日、5年ぶりに映画「スタンド・バイ・ミー」を鑑賞した。


今まで3〜4回観てるけど、その度に違った感想を抱く不思議で奥深い映画。


中でも、印象的なのが、終盤。(以下ネタバレ)


長い旅路の末、死体を見つけた少年4人は、それぞれ帰路につく中で、会話がほとんどない。


夏休みが明けた後には、4人が以前のように仲良くしなくなった。…というもの。


このシーンがあらわしてるのは、実にシンプル。


それぞれ4人が、旅をする中で己の殻を破り、大人になって別々の人生を進んだ。ということだ。


大人の階段を上ると、不思議と古き友達と会いたいと思わなくなる。仲が悪いわけじゃない。心が別の環境を必要としてるから。


子供時代からの友達と大人になってもずっと仲良しという人もいる。その中で成熟して行く人は、昔の友達を金(こがね)のように大事に思える人だ。


私は、前者の方。
めちゃくちゃ仲良しだった高校や大学時代の友人とも、ひょっとすると、もう生きてるうちに会わないと思う。


出会いも大事だけど、別れも大事にしたい。
(別れっていうのは、恒久的な意味じゃなくて、一時的な意味)


友達って何なんだろう。


それは、癒しと成長をもたらす心の伴侶。



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