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「成功・繁栄は、他人に気持ちよく分け与えることから。」 ージャッキー・チェンの姿勢に学ぶ成功法則

「成功・繁栄は、他人に気持ちよく分け与えることから。」
ジャッキー・チェンの姿勢に学ぶ成功法則



どうも!ケモフリです!



今日は、「他人に気持ちよく分け与えることの効用」について。



お金持ちはお金持ちでも、後に凋落する人と成功し続ける人っていますよね。



凋落する人を見て、「これだからお金は悪いものなんだ」と感じる人もいますが、あくまでお金はただの「道具」。良いも悪いも使う人の「心」によって左右されます。



私が考えるに、お金を持って凋落する原因の一つが、「独占思考」にあると思います。



世界は自分中心と思うばかりに、自分の損得しか考えられずに、お金や恋愛で相手を傷つけて気づけば周りから人がいなくなったりという方もいたりしますよね。



また、自分の会社の保身と「利潤」を追求するあまり、良からぬことに手を染めたり、算段を見誤ったりして落伍者となったり、倒産したり。といった共通項のある事例は数多くあります。



キリストやニーチェも富をあまり好みませんでしたが、ここも私が思うに、キリストやニーチェがあまり良く思わなかった富とは、ひとえに"身不相応の大金"というだけでなく、「独占的に所有すること」を指すのだと思います。



逆に、成功し続けてる人とはどういう考え方をしてるのか。



それは、自分の所有してるものを、「分け与える」という考え方です。



成功法則で知られる「ザ・シークレット」の著者ロンダ・バーンも、「もしお金が欲しければ、お金を与えなさい。もし愛が欲しければ、なお与えなさい。」と助言してますし、



ロバート・キヨサキの超有名な著書「金持ち父さん、貧乏父さん」の中でも、「与えよ、さらば与えられん。」と、GIVER(与える人)になることの効用を述べてます。



例は沢山ありますが、ここでは香港が生んだアクションスター、ジャッキー・チェンを例に挙げます。


ご存知の方も多いとは思いますが、改めてジャッキー・チェンについて軽く説明すると…


ジャッキーといえば、下火となっていたカンフー映画ブルース・リーのシリアスで完全無欠な威嚇表現とは対照的に、自虐的でコメディタッチなアクションや修行シーンを取り入れ、一躍アジアで人気者になりました。



その後、自身の身体能力と下積み時代のスタントマンとしての経験を活かし、致命傷をも辞さない「デス・スタント」と呼ばれる危険なスタントを続々取り入れました。
特に「プロジェクトA」の時計台落下シーンなんなが有名です。



そんな彼は、1985年「サンダーアーム/龍兄虎弟」の撮影中に、一世一代のピンチとなりました。



当時5本の出演作品、そのうち2本の監督作品を抱えていたジャッキーは平均睡眠時間が1時間しか取れないほど疲労が困憊してました。



冒頭の追っ手から逃れる場面の撮影で、高台から木に乗り移った際に枝が折れ、下にあった岩の角に頭を思い切り打ちつけ、頭蓋骨陥没の大怪我を負います。この実際の映像は、映画のエンディングに流れるNGシーンで見ることができます。
(ジャッキー本人曰く「簡単なスタントだったんだけど、疲れが溜まってたせいで凡ミスした」笑)
「ジャッキー死亡か?」とアジア中の新聞に記載され、当時人気絶頂だった為にパニックが起こりました。





ですが運が良かったのか、事故現場の近くに脳医学のスペシャリストが在籍している病院があった為に緊急治療が行われ、一命を取り戻しました。
今でも、頭蓋骨の穴にセラミックの蓋が埋まっており、右耳が聞こえないという後遺症が残ってるそう。
復帰後すぐに映画の撮影を再開。「サンダーアーム」は大ヒットしました。



その後もジャッキーの快進撃は続き、1996年には念願だったハリウッド進出を果たしました。



現在65歳となった今でも、相変わらず映画の中ではハードなアクションシーンをこなしたりしてます。
今年の5月1日からは、「ザ・フォーリナー/復讐者」が日本で公開予定。



ジャッキーが映画の中で危険なスタントをする理由については、

「そりゃ僕だって痛いのは嫌だし怖いよ。でも、観客が笑ってくれてるのを見ると達成感が沸くんだ。」

と語り、自分のスタイルの形成は商業主義に反した、あくまで観客の心を動かすエンターテイメントだと自負しています。



そんな、今なお殿堂入りの人気を誇る香港のアクションスターのジャッキーには別の顔があります。それは超熱心な慈善家だということ。
ジャッキーの人気の一つであり、彼の大事なキャリアでもあります。



慈悲深いエピソードの一つとして、東日本大震災では、260億円を寄付してました。
直後、ある日本人の経営者によると、経営者を募る自らが主催するイベントで募金を募ってた場面を目撃したとか。
そして同じくこの震災をきっかけに、数百億円ともいわれる全財産は一切家族に残さず、全て慈善団体に寄付すると宣言しました。
つい最近でも、ゴミを減らす環境保護活動を世界中で行なったり、みかんの木の苗を自身が所有する農園で育て、それを大量に干ばつした地域に寄与しました。



ですが、子供に自転車を寄贈したり、学校を設立したりと、慈善活動をする中でも、直接本人の口から誇らしげに自慢することは滅多にありません。



資産は5000万ドル(約50億円)超え。今や、アメリカのセレブを抑えてハリウッド長者番付第2位に選出されたほどのビッグスターになれたのは、怪我の絶えない魅力的なスタントもそうですが、「常に他人に気持ちよく分け与えようという気持ち」が功を成したとしか思えません。
まさに、与えよ、さらば与えられん。です。



2006年に占い師の細木数子先生が、番組内で当時既にハリウッドで活躍していたジャッキーを占った時、
「あなたのお金の使い方は非常に綺麗。だから金銭面は安心しなさい。それに、これからさらにもっと良いことが起こる。」と助言しました。



2016年には、米国アカデミー賞で名誉賞を受賞。アジア人俳優として初の快挙を成し遂げ、今なお繁栄し続けてます。



しかし、人に与える時は、注意が必要です。



ささやかな気持ち程度なら全然アリですが、
モノ・カネに関しては、ありがたみを知らない人にはあまり「てんこもり」に多く分け与えない方がいいでしょう。
特に厄介なのが家族、身近な友人・知人。



鉄鋼王としても知られるアンドリュー・カーネギー氏は、「富の福音」という著書の中で「財産を持ったまま死ぬのは誠に不名誉である。」というほどです。



財産分与の話でも、家族同士で奪い合い、刃傷沙汰に発展することもありますよね。



宝くじ当選者でも、お金で失敗する共通点の一つとして挙げられるのが、「ファイナンシャルリテラシーの欠如」。



大金を活用する術を知らないばかりに、いざ宝くじを当てた時に家族や知人に知られ、闇雲にどんぶり勘定で与えてしまったり、算段を決めずにビジネスを始めたり、会社を辞めたり…



感謝しない人にモノ・カネを与えるということは、自分が傷つくだけではなく、与えた奴らが調子に乗ることで、不幸を拡散してしまいます。



また、与えても効果がない、あるいは逆効果になる原因の一つが見返りを欲しがることです。



「こんだけ後輩に奢ってあげてるんだから感謝してくれるだろう」
「毎日募金してんだから引き寄せの効果がでて金持ちになれるはず」
「お前あん時の恩忘れたわけじゃねえよな?

「人がこんなに頑張ってんのに」…



このように、見返り目当てで何かを与えても側から見れば器が小さいです。天は見返りを求めがちな人にはなんも施しも与えません。



どうせ与えるなら、「相手にとって嬉しいと思うこと」や「自分がほしいもの、してほしいもの」を、気持ちよく与えましょう。




復習!上手に成功するポイント!


まずは、相手を選んで自分から分け与える。
お金、言葉、気持ち、労い、ご褒美、コンビニの募金…

そして、見返りは一切忘れること。



ジャッキーの豆知識。実は高所恐怖症らしい…。


女性向けモニターサイト【Japamoni】